結婚アドバイザー認定試験
学習資料
9.婚約・挙式~新婚旅行までにかかった費用の内訳
結婚は人生における一大イベントであり、婚約から挙式、披露宴、新婚旅行に至るまで多くの準備と費用が伴います。最近のカップルは、挙式やパーティーに加えて、記念品や撮影、旅先の選定にまでこだわりを持ち、さまざまな費用をかける傾向にあります。以下では、婚約・結納から新婚旅行に至るまでにかかった平均費用を項目ごとに一覧にし、費用の傾向や特徴について詳しく見ていきます。
以下の項目別平均費用のグラフは、婚約から挙式、新婚旅行にかけて実際に支出された平均的な金額を示しています。
- ①挙式・披露宴・ウエディングパーティー総額(343.9万円)
最も大きな支出項目で、全体の中でも圧倒的な割合を占めています。会場費、演出、招待客の接待費などが含まれます。
- ②婚約指輪(39.0万円)と結婚指輪(二人分で29.7万円)
婚約時と結婚時に欠かせないアイテムであり、ジュエリーとしての価値や記念性の高さから一定の費用がかかります。
- ③挙式料(40.0万円)
神前式・教会式・人前式などのスタイルによって費用差はありますが、式場使用料や司式者の謝礼が含まれます。
- ④新婦の衣裳(50.9万円)・新郎の衣裳(17.6万円)
ウエディングドレスや和装、タキシードなど、レンタルまたは購入費がここに含まれます。
- ⑤新婚旅行(61.6万円)
挙式後に訪れる新婚旅行も、人気の海外リゾートや国内高級旅館など、行先により金額が大きく異なります。
- ⑥その他の費用項目
スナップ撮影(21.1万円)、ビデオ撮影(22.7万円)、ブライダルエステ(9.9万円)、会場装花(19.1万円)など、思い出や空間を彩るための費用も含まれています。
料理+飲み物(一人当たり2.1万円)やギフト(引出物)(一人当たり0.6万円)は、招待客数によって全体費用が変動する大きな要因です。
このように、結婚にかかる費用は多岐にわたりますが、それぞれが大切な思い出を形にするための投資でもあります。カップルごとの価値観や優先順位によって、支出の傾向も異なることが分かります。
